JTPAの第6回シリコンバレーツアーの募集がもうすぐはじまる

シリコンバレーに関わりのある日本人によって運営されている,JTPAという組織があります。「ウェブ時代をゆく」の著者の梅田さんもこの組織に所属しています。JTPAは,毎年3月頃に将来シリコンバレーを志向している若い学生や研究者をシリコンバレーを案内するというツアーを開催しているのですが,例年通り来年の3月も開催されるようです。



実は僕は,5年後くらいを目処(今23歳なので28,9歳あたりかな)にシリコンバレーに移住したいと考えている。僕が本気でシリコンバレーで仕事がしたいと考えるようになったのは,梅田さんの「ウェブ進化論」を読み,大学の講義で創業時のグーグルを取材した番組を見てからのことだ。正直,2年くらい前までは,シリコンバレーがそんなに素晴らしいところだとは思っていなかった。小学校の頃の教科書にシリコンバレーというのが出てきた記憶があるくらいで,そこがどんなところなのか,21歳くらいまで考えたこともなかった。恥ずかしながら,半導体産業の地域だとずっと思ってた。


そんなこんなで,僕がシリコンバレーを強く意識するようになったのは21歳くらいからのこと(今23歳)。だけど僕はなぜかアメリカにはずっと昔から行きたいと思っていた。昔から漠然と起業したいとか,イノベーションを起こしたいとかそういう思いがあったんだけど,子供の頃から潜在的に日本に対して閉塞感というか,ダイナミックさに欠けるような印象を持っていて,アメリカに行けばもっと自由なことができると思っていたのだろう。


確かに,シリコンバレーに行けばきっと刺激的な毎日を送ることが出来るに違いない。けど,アメリカに行けば自然と何かが変わるのではないと思っている。日本で結果を出せない人間がアメリカに夢を感じて行ったところで,きっと何の成果も得られないだろう。だから僕はまず,日本で納得のいく結果を出すことを当面の目標にしている。5年後くらいを目処にしていると前述したが,この5年というのが,僕が自分に設けたタイムリミットなのだ。


5年以内に納得のいくレベルに成長することができたら(成長してみせる),自分の活躍するフィールドをシリコンバレーに移したい。もちろん,それよりも前にチャンスが舞い込んでくるようなことがあれば,それはそのときに判断するけれど。


さて,少々熱く書いてしまいましたが,僕はこのシリコンバレーツアーに応募しようと思います。興味のある方はぜひ応募してみてはいかがでしょうか。