シリコンバレーへ行ってきた![2]

実際の旅行の日程とは順番がかなーり異なるのですが、今日はSun MicroSystemsを訪問したときのレポートです。


シリコンバレーツアーで僕たち団体が訪れたのは、Menlo Park CampusにあるExecutive Briefing Centerという所。


 


訪問した時のスケジュールは下記のようになっていて、杉浦さんという日本人の方に案内してもらいながら、Matt Thompsonという方とOctavian Tanaseという方にスピーチをしていただきました。

スケジュール

9:00- 9:10 Welcome and Introductions
9:10-10:00 Sun OSS Strategy
10:00-10:45 EBC Technology Center tour
10:45-11:00 Wrap up and surveys

スピーチを聞いて、印象に残った事は以下のような点


■Sunは、様々なオープンソースコミュニティと関連し、活動に取り組んでいるという事
 - かなりの熱意で取り組んでいるのだということが伝わってきた


MySQLを買収したこと
 - 既に周知のことですが、「そういえば」と思った
 - これからどうなるのだろうという点と、買収によるSun、MySQL双方のメリットについて、もう少し質問すれば良かった


NetBeansについて
 - 何の事か知らなかったけど、統合開発環境のことだった
 - Javaに限らず、結構色々な言語に対応しているらしい
 - 何だったか忘れたけど、結構ニッチな言語にも対応していることを見せてくれた
 - 試してみたいと思った


■Sun Rayについて
 - 実際に企業に導入されているの見た事あるけど、実用的で素晴らしい商品だと思った
 - もっとコストが下がって、漫画喫茶とかに導入されればセキュリティとか利用者管理ができてスバラシスと思った
 - Sun Rayのような端末がそこらじゅうにある姿は一つの未来像かも


■Project Blackboxについて
 - 移動するデータセンターというアイデア自体が面白い。存在は前から知っていたけど、アイデアがぶっとんでて笑える。
 - 移動するメリットについて最初よく分かっていなかったけど、大きな土地を構えるコストとかを車で賄えるというところが良いらしい。


と、まぁこんな感じでしょうか。


Sunと言えば、JavaSolarisっていうイメージが強かったのですが、本当にたくさんのことを手がけている企業なんだなぁと思いました。上手に多角化していると言うか。オープンソースを企業活動の中にうまく取り込み、付き合っている企業のように思いました。


とても親切な企業で、今回の訪問を快く許可していただいただけではなく、訪問時に得た情報や写真をネットに公開して良いという許可までしてくださいました。今回の訪問メンバーは、Sunの手がける製品群のユーザ層に当たるんだと思いますが、そういう人たちに対してのオープンさみたいなものを感じました。


最後に、建物の前で記念撮影をパシャリ。


今回の訪問をアレンジしてくださったSunの日本法人の方々にも感謝です!!ありがとうございました:-)