JTPAシリコンバレーツアーの応募受付が開始されました

昨日のLiveCoding の会場で,前回のシリコンバレーツアー参加者の ujihisa さんと ryan さんと(あともう一人女性の方の名前を忘れてしまった・・。)話をしました。「ぜひ行くべき」,「頑張って応募してね」,「言ってくれたら相談するよ」と激励の言葉をかけていただき,みんな本当に良い人たちでした。


ということで昨晩 奮い立った気持ちが冷めないうちに,今日は朝から応募用紙の記入をしました。今年の応募書類は例年に比べて書かないといけない文字量が少ない。書かないといけない文字量が多いのも大変だが,少ない文字の場合,これはこれで難しい。簡潔な文章の中で,どれだけ熱意を伝えられるか・・。考えれば考えるほど難しくなってきて,一旦全部埋めたところで今日は中断。締め切りまでまだ時間があるので,もう少し熟考してみることにしました。ちなみに応募用紙には以下のような質問が出題されています。

質問2. これまでの自分の人生の記録(全人類の記録)が全てインターネット上に存在し、今後時々刻々と更新されていると仮定します。今から5年後の世界で、どんなキーワードでサーチしたら、あなたに関する記述が上位に来ると思いますか?考えられるキーワードを5つ列記してください。


質問3. このツアーが自分の将来にどのように役立つと思いますか? 簡潔に記載してください。長さは問いませんが、200文字程度を推奨します。

http://www.jtpa.org/event/svtour/000390.html より引用


JTPAのサイトの http://www.jtpa.org/event/svtour/000388.html のエントリによれば,質問3が割と大きな比重を占めているようだけど,個人的には質問2も気になるし,なかなか難しい。シンプルな質問だけど,仮定の前提条件が明示的に書かれているところが奥が深い。単純に「5年後にどんなキーワードで検索したらあなたに関する記述が出てきますか?」と出題されたら,単純に5年後の自分を想像してキーワードを考えるけれど,出題では「これまでの人生は全て記録されていて,現在については時々刻々と更新されている」と言っていて,この仮定があることで


・5年後の検索エンジンの検索の品質(5年後という仮定に対応)
・インデックスのリアルタイム性(質問文の「時々刻々」という記述に対応)
・過去から現在に至る多様な時間の切り口(質問文の「これまでの自分の人生の記録が全てインターネット上に存在」という記述に対応)


など,色々と想像が膨らみ思考の幅が膨大に膨らむ。この漠然としてつかみきれない意識の中で,僕というアイデンティティを導く客観的なキーワードを考える。うーん,難しい。考えれば考えるほど難しい。検索結果の上位に表示されるということは,キーワードは


・masutaro に関連するニッチな事象
・masutaro をピンポイントに指し示す
・masutaro がナンバーワン(もしくはそれに近い)の事象
・masutaro がオンリーワンの事象


のどれかを指すようなものになるだろうか。masutaro をピンポイントに指し示すキーワードは,僕を知らない人間がこれを入力することはほとんどなく,客観性が欠けるので今回の場合は違いそう。


・過去の自分
・5年後の未来の自分
英語圏のキーワードでヒットする自分
・自分のナンバーワン領域
・自分の経験


この辺りに触れる感じで,客観的なキーワードについて考えてみようか。