「自分の悪いところと上手くつきあう」の意味

ふと昨日,「自分の悪いところと上手くつきあう」ということをずっと前に学んだときのことを思い出した。


人間,自分の短所を直そうと思ってもそう簡単に直せるものじゃない。


自分の短所を直すことが求められる大人の歳になってからだと,もう完全にそれを自分の中から取り払うことは無理に近い。


完全に取り払うことはできないから,自分の短所とは長い人生において「上手くつきあう」ようにしていかなければならない。


実は昨日まで「上手くつきあう」ということの意味を,「短所は長所ともなりうるので,短所を短所とせず,上手く使いこなそう」という意味に捉えていた。でも,ふと違うなって思った。


「上手くつきあう」というのは,

悪いクセが出るような自分の局面を捉えておいて,それを出さないようにする。

自分の短所と正面から向き合って,長い人生でうまくやっていく。


という意味なんじゃないかと思った。この意味で考えたほうが,「つきあう」という言葉にしっくり来る。



P.S.
師よ。僕は師の言っていた事の意味がやっと分かった気がします。